以前の話です。知り合いのエジプト人がたまたま六本木で、大きな体格のアラブ人に会って話しかけたら「ごめんなさい。アラビア語は話せないんです。」と丁寧な返答。しばらく英語で会話したと言っていました。その時に彼が貰った名刺を見ると、カタカナで「アブドゥラ・ザ・ブッチャー」というものでした。態度も紳士的だったみたいです。営業用の顔との使い分けは、当時はもちろん知っていましたが、思い出したのは、少年の頃に目撃した外国人レスラー一行が駅で談笑している姿と、町中のポスターで見ていた覆面レスラー(多分ミスター・レスリング)がいなかったのが「???」だったことです。