映画の中での「壁ドン」を2つほど。「私のかわいい人」でR・シュナイダーがされていた。実際はお針子だが、良家の子女と偽っているところがミソ。可憐だからまぉいいか。米国映画のようにハッピーエンドで終わらない。あとひとつは、いかにもやりそうなM・ブランドー。「蛇皮服を着た男」でやっていましたね。ただし、相手が悪かった。A・マニャーニに平手打ちをくらう。それでもニヤリとするところがいかにもという感じ。南部の人種差別はよく知られていますが、白人に対しても、よそ者には敵意まる出しの内容でした。後の「イージーライダー」にも通ずるものがありました。